ヒーラーの声
スピリチュアル・ヒーリングは、悲劇の中で苦しむ子供たちの救済につながる道
No.005/
私は、テレビのドキュメンタリー番組を通じて世界の国々が置かれている困難な状況を見ることがあります。長引く戦争や紛争、差別、貧困、そうした悲惨な環境の中で暮らしている人々を見るたびに本当に辛く悲しい気持ちになります。
中でも特に胸が痛むのは、子供たちが置かれている厳しい現実です。逃げ出す術もなく、戦火の中で命を落としていくシリアの子供たち、貧しい家族を助けるために劣悪な環境でも必死に働くアジアの幼い子供たち、そんな子供たちの姿を見る度に、本当に胸が締め付けられる思いがします。なんとかしてあげたいと、じっとしていられなくなります。
そうした時、次のような思いが湧き上がってきます。「私たちヒーラーが、最高の霊界の道具として精いっぱいヒーリングの奉仕をすることが、やがてはこの子たちを救うことにつながる」。そして「もっと人々のために働きたい、どうか私を道具として役立ててください」という祈りで心が占められます。
私たちが行っているスピリチュアル・ヒーリングは、病気を癒すだけでなく、スピリチュアリズムという人類救済の手段でもあります。一人でも多くの人が霊的に覚醒し、正しい生き方に目覚めれば、確実に世界中の人々が幸せになっていきます。私はいつもこうした心境でヒーリングを行います。現実に目の前にいる患者さんと、そしてそのずっと先の未来の子供たちの幸せを心の中で願いながら、ヒーリングの奉仕に携わっています。
(柳辺)