ヒーラーの声
立花氏に問う!「もし本当に死後の世界があったら、どうするのでしょうか?」
No.040/
立花氏は、ジャーナリストとして“臨死体験”に関するさまざまな研究者を取材し、テレビ番組に出演したり、本を出版したりしてきました。その立花隆氏が最近、『死はこわくない』という本を出しました。
立花氏はその本の中で、長年の“臨死体験”の研究を通してある結論に至ったと述べています。それは「臨死体験は死後の世界の体験ではなく、死の直前に衰弱した脳が見る夢に近い現象である」というものでした。この言葉は、“臨死体験”を脳内の化学変化による現象だとする立花氏の唯物的な考え方をよく示しています。立花氏は昔から今に至るまで、死後の世界はないという考えを一貫して持ち続けています。
死後の世界を信じていない立花氏の一番の関心は、必然的に“死の瞬間”になります。立花氏は、最新の脳科学の研究結果を引用して「人間は、いい夢を見ているような状態で死んでいくことになる。だから死はこわいものではない」と述べています。
スピリチュアリズムでは“死の瞬間”とは、ただ深い眠りに落ちていくような状態であると説明しています。立花氏が言う“夢を見ているような状態”は、これと同じことを指しています。しかし、その後がスピリチュアリズムと立花氏とではまったく違います。スピリチュアリズムでは、“死”は次の世界に移行する通過点にすぎないとしますが、立花氏は“死”をもってすべてが終わると考えています。
立花氏は死後の世界を信じていませんが、もし本当に死後の世界があったらどうするのでしょうか。それは実際、立花氏自身が“死”を迎えた時、はっきりとわかることです。立花氏はその時になって初めて、自分が生前、的外れなことを述べていたことに気づくはずです。
私は、一人でも多くの方が正しい霊的知識を学び、霊界の実在を知ってほしいと願っています。そうすれば“死”を迎える時、不安を抱くことはなくなります。
私は、“死”を恐れている多くの方々が霊的世界の実在を知ることができるよう、今後の人生を「霊界の道具」として捧げていきたいと思っています。
(谷口)