ヒーラーの声
登山で英気を養いました!
No.060/
スピリチュアリズム普及会では、一年に何度か、そろって登山に行きます。私たちヒーラーもその一員として登山に参加し、毎回、神の造形美を堪能しています。今年初めての登山は、富士五湖の一つ“本栖湖”の北の峰の縦走でした。
コースは一面、ミズナラの樹林帯で、すっかり落葉した明るい登山道が続きます。私は白樺の林が大好きで、それが登山の楽しみの一つになっています。今回のミズナラの林も、白樺の林に引けを取らない感動的な美しさでした。冬の紺碧の空を背景にした、ミズナラの白い幹と枝のシルエットの美しさは、とても言葉では表現できません。日が暮れるまで何時間でも、ずっと眺めていたくなりました。
今回の登山の一番のハイライトは、“パノラマ台”からの富士山の眺望です。パノラマ台から見る、白銀に輝く富士山の美しさは格別です。富士山のふもとには、溶岩流の上にできた“青木ヶ原樹海”が広がっています。その樹海の先には本栖湖や精進湖・西湖、遠くには河口湖まで見ることができます。絵にかいたような絶景を目の前にして、「来てよかった! 素晴らしい景色が見られて、本当に幸せ!」と感動が胸にこみ上げてきました。
4時間ほど登山を楽しみ、本栖湖側の登山口に下りましたが、時間に余裕があったので“鳴沢氷穴”と“富岳風穴”を見学することにしました。この辺りには、富士山の大噴火でできた溶岩洞がたくさんあります。鳴沢氷穴を見学し、そこから富岳風穴まで青木ヶ原樹海の自然歩道を歩きました。
“青木ヶ原樹海”は、自殺者が多いことで知られていて、私にはおどろおどろしい森のイメージがありましたが、実際は正反対で、一面清々しい日本庭園のようです。時々、足を止めて深呼吸すると、澄んだ空気が体中にしみ込んできて、最高のリフレッシュになりました。今回歩いたのは、ほんの30分ほどでしたが、いつかまた、青木ヶ原樹海をたっぷりと散策したいと思っています。澄み渡る青空の下、絶景を満喫し、霊的エネルギーをたっぷり補充することができました。
登山は私たちにとって共通の趣味ですが、4月には、第15回公開ヒーリングを控えていますので、本格的な登山はしばらくお預けです。今回は、京都での開催です。公開ヒーリングは、私たちにとってかけがえのない奉仕の場であり、霊医との最高の交わりのひと時です。参加してくださる皆さんと、素晴らしい霊的時間を共にしたいと願っています。
(中谷)