ヒーラーの声
ヒーリングの依頼と同時に病気が癒される話
No.058/
私たちヒーラーは“スピリット・ヒーリング”に携わる中で、霊医たちの治療のすばらしさをたびたび実感します。これまで多くの患者さんが、私たちのところにヒーリングを依頼しようとした瞬間から、奇跡的に病気が治ったり病状が好転するといった体験をしています。そして、それをきっかけにして霊的事実を受け入れるようになっています。
1年ほど前に、海外在住のAさんからヒーリング依頼の連絡が入りました。彼女はレイキ・ヒーラーとして働いていましたが、5年ほど前から肩甲骨周辺の筋肉の強い痛みに苦しむようになり、自分でヒーリングを行っていました。しかし、痛みはいっこうに改善されませんでした。辛い痛みを抱えたまま、途方に暮れてパソコンに向かうと、偶然“スピリチュアリズム普及会”の第2ホームページにたどり着きました。
そして、そこで読んだ『シルバーバーチの霊訓』の内容に大きな衝撃と感銘を覚え、すぐにスピリチュアリズムの霊的真理を学び始めました。真理に照らして自分の人生を深く見直し、摂理にそった生き方を心がけ、毎日、祈りと瞑想を行ってきました。そうした生活を送る中で、霊的真理を読むと霊的エネルギーが与えられることを実感していましたが、それでもまだ痛みは続いていました。
やがてAさんは、スピリット・ヒーリングを依頼するために、私たちのところ(ヒーラーグループ)へ手紙を書き始めました。手紙を書き終え、封をしてしばらくすると、強烈なエネルギーを感じ、それと同時に痛みが消え去りました。その時、彼女は「霊医による治療が始まったこと」を実感したとのことです。痛みが消えたため、手紙を出すことを迷いってましたが、「ヒーリング依頼に至るまでの体験や心境を伝えたい」と思い、投函したそうです。
その手紙が、1年ほど前に私たちのところに届いたのです。私はAさんと国際電話で話し、「霊的パイプはすでにつながっています。霊医の治療は継続していますので、自己努力を続けながら様子をみましょう」と、お伝えしました。
ヒーリングの依頼を受けて半年がたった頃、Aさんから再び手紙が届きました。その手紙には、あれだけ辛かった肩甲骨周辺の痛みがすっかりなくなったことや、「今も祈りや瞑想の中で、スピリット・ヒーリングが継続していることをハッキリと感じます」との喜びの声が述べられていました。
Aさんのように「病気が治る時期」を迎えている人の場合には、ヒーリングの依頼をした瞬間に病気が癒されるといったことがしばしば生じます。スピリット・ヒーリングを受ける前に、霊的真理に出会う人もいますし、スピリット・ヒーリングを受けることによって、霊的世界を実感するようになる人もいます。
スピリット・ヒーリングによって“霊的覚醒”に至る人が年々増えている事実に、私たちは感動しています。このすばらしいヒーリングを通じて、病気で苦しむ方が最高の霊的体験をし、「霊的目覚めの時」を迎えられることを願っています。私たちに、そうした役目が与えられていることを誇りに思い、これからの人生をヒーラーとして「霊の道具」に徹して歩んでいきたいと思っています。
(小川)