「霊界に共通の宗教がある」という奥義を知った感動と喜び

スピリチュアリズム普及会では、月に一度、学習会を開いて「霊的真理」を深く理解するようにしています。私はその学習会に参加するたびに、いつも新しい発見と感動を体験します。霊的真理を深く理解できるようになったときの感動は、私の“魂”に霊的エネルギーをもたらし、「スピリチュアリズムに人生を捧げよう！」との決意を高めてくれます。

最近の学習会で感動した内容は――「霊界にも宗教があり、すべての霊が同じ宗教を信じている」というものです。地球上には無数の宗教・宗派があり、それぞれが自分たちの教えの正当性・卓越性・正義を主張しています。それがしばしば宗教間・宗派間の対立を招き、宗教戦争を引き起こしています。

こうした地上の宗教のあり方に対して、霊界には、たった一つの宗教があるだけです。もちろん宗派や教派などありません。大半の地上人にとって、「霊界にも宗教がある」という事実は大きな驚きです。

『シルバーバーチの霊訓』では、すべての霊界人が「神の摂理（法則）」を信仰している事実を明らかにしています。それは、霊界にはすべての霊が受け入れている一つの宗教がある、全員に共通の宗教がある、ということを意味しています。

霊界の宗教には、地上の宗教のような教祖はいません。教義も宗教組織も儀式も布教活動もありません。「日常生活を利他的に送る」という神の摂理にそった実践があるだけです。「利他的生き方が神への信仰そのものである」という実にシンプルな宗教、これが霊界の宗教なのです。

シルバーバーチは――「宗教とはサービスです」と言っていますが、この言葉は「霊界の宗教とは何か」を端的に表しています。

「霊界にも宗教がある」という霊的事実を知って、私の霊的視野は大きく開かれました。霊界の最大の秘密を知って、私の心には大きな感動と喜びが湧きあがってきました。そして真理普及に対する決意が、いっそう強固なものとなり、地上にいながらにして“霊界の奥義”を知ることができた恩恵に心から感謝しました。

私は今、地球上のすべての人々に一刻も早くスピリチュアリズムの霊的真理を知ってほしいと思っています。「霊界にも宗教がある」という事実を知って、霊的成長という真の幸せに至る道を歩みだしてほしいと願っています。

こうした思いを「スピリチュアリズム普及会」のメンバー全員が共有しています。

最高の真理を真っ先に知ることができた幸運に感謝すると同時に、地球上のすべての人々に同じ喜びを味わっていただきたい、そして霊界まで続く本当の幸福を手にしていただきたいと心から願っています。

（清水）