スピリット・ヒーリングを謳う“ニセ・ヒーラー”に騙されないで！

スピリット・ヒーリングは無料で行うものです。私たちの大先輩であるハリー・エドワーズは生涯、ヒーリングを無料で行いました。私たちも初めからヒーリングを無料で行っています。スピリット・ヒーリングを謳ってお金を取るヒーラーはニセモノです。

ヒーラーグループでは、スピリット・ヒーリングについて正しく知っていただくために、スピリット・ヒーリングとはどのようなものかをホームページで紹介しています。スピリット・ヒーラーを名乗る人の中には、ヒーラーグループのホームページに書かれている内容を、そのまま自分のブログやホームページにアップしている人がいます。そして、自分の行っているヒーリングは、「霊医が関わる特別なヒーリングである」とＰＲし、高い治療費を要求しています。こうしたヒーラーは、スピリット・ヒーリングの本質を何も理解していません。

本物のスピリット・ヒーリングは、霊界の人々の利他愛に基づいて行われる無償の行為です。そのため、地上のヒーラーも、純粋な奉仕として行うべきものです。“スピリット・ヒーリング”と謳いながら、高い治療費を要求するヒーラーは、スピリット・ヒーリングの知識を悪用して、利益や名声を得ようとしているニセ・ヒーラーなのです。

「私は英国式スピリット・ヒーリングの資格を持っています」「私はアーサーフィンドレーカレッジのヒーラー認定を受けました」と資格があることをアピールするヒーラーがいます。しかし、スピリット・ヒーリングは、霊医に認めてもらえるかどうかが重要であり、資格は必要ではありません。霊医から「このヒーラーは霊界の道具として働くに相応しい」と思ってもらえることが一番大切です。

「あなたのオーラを見て、スピリチュアル・カウンセリングをします」「守護霊のメッセージによるカウンセリングであなたの悩みを解消します」と謳っているヒーラーが数多くいます。スピリット・ヒーリングは、地上のヒーラーが守護霊やオーラを見て行うものではありません。スピリット・ヒーリングの主役は霊医です。霊医がオーラを見て、その人に最適なエネルギーを作り出し、それがヒーラーを通して流れていきます。スピリット・ヒーリングと称してカウンセリングを行うヒーラーはニセモノです。

多くのヒーラーが、パワーストーンやお守りなどのグッズ販売をしています。ヒーリング・グッズを販売するヒーラーは、お金儲けが目的です。そうしたヒーラーはすべてニセモノです。ヒーリング・グッズで病気が治ることはありません。スピリット・ヒーリングには、こうしたグッズは必要ありません。

大半のヒーラー養成セミナーは、「セミナーに参加すれば、誰でも簡単にスピリチュアル・ヒーラーになれます」と言ってPRし、いくつものコースを用意しています。グレードが上がるにつれて特別なヒーリング能力が身につくと謳い、受講料が高くなっていきます。しかし、いくら高い受講料を払っても、スピリット・ヒーラーにはなれません。「人々のために自分の人生を捧げたい！」という純粋な奉仕精神を持って人生を歩むことで初めて、霊界が認める“スピリット・ヒーラー”になれるのです。

ヒーラー養成セミナーに参加する多くの人の心には、「ヒーリング能力を身につけて、皆から特別な人だと思われたい！」「ヒーラーになって注目されたい！」という虚栄心や名誉欲が潜んでいます。一方、セミナーの主催者は、「人助け」を謳いながら、セミナーを利用してお金儲けをしようとしています。双方の自己中心的・利己的な思いが渦巻いているセミナーは、“低級霊”の格好のターゲットとなります。セミナーに参加することで、低級霊に憑依されたり、精神障害を引き起こす人もいます。こうしたヒーラー養成セミナーは、危険と隣り合わせなのです。

「あなたのオーラを見てヒーリングを行います」「オーラの色を見てアドバイスをします」というヒーラーがいます。スピリット・ヒーリングは、地上のヒーラーがオーラを見て行うものではありません。スピリット・ヒーリングでは、霊医が患者のオーラを読み取って、患者に最適な“治療エネルギー”を作り出します。治療の主役は霊医です。地上のヒーラーがオーラを見る必要はありません。

スピリット・ヒーリングでは、ヒーリングの申し込みをすると、患者とヒーラーと霊医団の間に“霊的パイプ（霊的通路）”が形成されます。霊的パイプができれば、どれだけ離れていても瞬時に治療が行われます。スピリット・ヒーリングは、時間や空間の制約がないため、直接ヒーリングも遠隔ヒーリングも効果に違いはありません。

スピリット・ヒーリングを謳いながら、ガン患者だけを対象とするヒーラーや、向精神薬を服用している患者にはヒーリングを行わない、というヒーラーがいます。スピリット・ヒーリングでは、患者を区別するようなことは絶対にありません。スピリット・ヒーリングでは、すべての病気がヒーリングの対象です。ヒーラーの役目は、霊医から流される霊的エネルギーの通路となることです。患者に条件をつけてヒーリングを行うヒーラーはニセモノです。

チャネリングとは、1980年代にアメリカを中心に拡がった「ニューエイジ運動」の一環で、スピリチュアリズムの霊界通信と同じものです。チャネラー（チャネリングを行うヒーラー）は、「高次元ガイドから必要なメッセージを受け取り、あなたが病気を克服できるようにします」と言います。そして、それが特別なヒーリングであるかのように強調します。しかし、高次元ガイドからのメッセージと言われるものの実態は、ヒーラーの思い込みや潜在意識から出た内容、低級霊によるからかいである場合がほとんどです。

スピリット・ヒーリングでは、霊医が患者さんに関する情報をすべて把握した上で、最もふさわしい治療を行います。そのため、ヒーラーが高次元ガイドと言われる存在から、メッセージを受け取る必要はありません。チャネリングは、次元の低い霊界通信です。その代表が、バシャールやラムザからの通信です。

前世療法における退行催眠では、ヒーラーが「前世を思い出しなさい」と“暗示”をかけ、それに対して患者が、前世と思われることを語ります。しかし、患者が話す内容は前世とは言えません。それは、患者の潜在意識に印象づけられたものや、患者自身が無意識に作りだすフィクション・ストーリーだったりします。また、憑依した霊の記憶や、睡眠中の幽体離脱体験を語るケースなどもあります。

霊的事実に照らしてみると、催眠術による遡及（退行）によって、前世を知ることはできません。催眠による「前世療法」を謳うヒーラーはニセモノです。

「自分が除霊や浄霊をすれば、どんな病気でも治ります」と宣伝するヒーラー（霊能者）がいます。彼らの多くは、病気の原因はすべて“憑依”だと考えています。しかし、病気の原因を何もかも霊の憑依に結びつけるのは間違っています。

精神病の中には、霊の憑依によるものもあります。特に統合失調症の大半は、低級霊の憑依によって引き起こされます。その場合、除霊や浄霊によって、憑依していた霊が一時的に患者から離れ、症状が改善することがあります。しかし、患者自身の心が変わらなければ、また憑依され、以前と同じような状況に戻ってしまいます。それどころか、除霊や浄霊を繰り返し受けることで、かえって症状を悪化させてしまいます。こうしたヒーラーや霊能者の除霊・浄霊は、その場しのぎの対処療法にすぎません。

除霊や浄霊で病気を治すと謳っているヒーラーの大半は、正しい霊的知識をなにも持っていません。そうしたヒーラーにいくら大金を払っても、病気を根本から治すことはできないのです。

“先祖のたたり”によって病気が引き起こされると信じている人たちがいます。しかし、それは霊的事実ではありません。先祖の因縁が子孫に受け継がれ、病気や不幸が起こることはありません。病気は、自らの間違った生き方や考え方によって引き起こされるものです。病気の原因は患者さん自身にあります。「先祖のたたりが病気の原因だ」というヒーラーはニセモノです。