私は自分なりに身近な人にヒーリングを行なっています。しかし相手の病状が悪い時などに行うと、自分自身の体調が悪くなってしまいます。そうならないためにはどのようなことを心がければよいのでしょうか?
「病気を抱えた身近な方を何とかしてあげたい」という気持でヒーリングを行う方は、よくいらっしゃいます。しかし、ご質問にあるように相手の具合が悪い時にヒーリングを行うと、自分の方が逆に具合が悪くなる場合があります。これは気功師が何人もの患者の治療をしているとエネルギーが枯渇して、気功師自身が疲弊してしまうのと同じことです。自分の持っているエネルギーを患者に与える「マグネティック・ヒーリング」や「サイキック・ヒーリング」の場合には、こうしたことが起きるのは当然です。
スピリット・ヒーリングの場合は、治療をするのは霊界のスピリット(霊医)であって、ヒーラーは単なる治療エネルギーの通路にすぎません。ですから、どのような状態の患者さんに対しても、自分の具合が悪くなるようなことはけっしてありません。むしろ霊的エネルギー(治療エネルギー)が自分の身体を通過することで、清々しさを感じるほどです。