CaseNo.0102

左小脳テント髄膜腫(良性:3.4cm)T・Tさん50歳女性

T・Tさんからの報告

主な疾患名

  • 左小脳テント髄膜腫

ヒーリングを申し込む前の状態

  • 2015年10月26日…前頭部が締めつけられる頭痛が起きる
  • 2015年11月…MRI検査の結果、良性の髄膜腫が見つかり、左小脳テント髄膜腫と診断される医師による診断では前頭部の痛みと腫瘍との因果関係はないとのこと。T・Tさんは霊界から腫瘍を知らせるシグナルだと解釈している)

ヒーリングを申し込んだ時点からの経過と感想

T・Tさんは、2015年11月にヒーリングの申込みをした後、医師の勧めで2016年2月に腫瘍の切除手術を受けました。これは、術後にT・Tさんの心境に大きな変化が生じたという内容を知らせてくださったものです。

2016年2月9日、開頭手術でほとんどの腫瘍は取り除きました。医師いわく「もっと塊で残るかと思ったが、かなり取り除くことができた。左側血管は細く出血の心配がないため血管ごと切除に成功した右の太い血管まわりに現在も腫瘍片は残っている)」とのことで、まだ再発の可能性を残しています。そのことを知ったとき正直ショックでした。そして死への恐怖・病苦への不安が湧いてきました。

私はその感情に自分の精神性があぶり出されたことに気づきました。頭で真理を理解しているに過ぎないということを思い知らされた瞬間です。霊的真理を深めた人とは正反対の感情です。これが私の精神レベルなのだと思い知りました。

ここから意識を転換しなくてはなりませんでした。恐怖心・不安感は高級霊を近づけなくすると学びましたので、受容的で寛容の穏やかな精神を保つ必要を感じています。このことは生涯の課題です。「生涯切れることのないパイプ(絆)ができたのですよ」と励まされ、その言葉を胸に精神を整えてまいりました。術後まもなくは、霊的叡智などの高度なことを考える余裕がありませんでしたが。体調を回復し、より深い理解を進めてまいります。

幼少時代から霊界を理解し、故人に語りかけ、霊感はないものの導きを感じながら生きてまいりました。5年ほど世界基督教統一神霊協会の信者であった時期もありました。また、仏教(真言密教)・キリスト教(聖書)の教義も読みました。多くの霊的真理の書かれた書籍を読んできましたが、平成24年5月に「スピリチュアリズム普及会」のサイトと巡り合うことができました。幼少時代からのそれが線で結ばれる思いがしました。

その内容は、目が覚める驚きと感動がありました。しかし、今回の病を通じての一番大きな気づきは、霊的真理の理解が本物には至っていなかったということでした。「私の理解は観念的で本物ではない。本を読んでわかった気になっていただけ」ということでした。

手術後、麻酔から覚めてすぐは意識がはっきりしていて快調でした。しかし、そのうち体調が悪くなりました。余裕がなくなりました。そのときの私は、何もない空虚でした。思考することもできず、ボーッとしていました。入院中読むつもりで持参した霊訓の印刷物を読むことさえできませんでした。眼球が圧迫され、頭が回転しないのです。

1ヶ月してようやく覚醒してきました。入院中、多くの人が病に苦しんでいる姿を見ました。名も知らぬ隣のベッドの患者さんが癒されるようにと祈ることもしてみました。でも、意識が薄れてボーッとなってしまいました。

入院中は、24時間体制で献身的に働く看護師の真摯な態度に接しました。その献身的な看護がなければ私は回復できませんでした。家族も協力し支えてくれました。しかし、その背後で霊界の霊医・指導霊・守護霊が、また地上ではヒーラーの皆様の愛情・祈りの守護があればこそ、今日の私があるのです。振り返れば学ぶことの多い時間を過ごしてまいりました。本からではなく、体験の学びでした。「宗教とはサービスです」という霊訓です。できることからはじめてまいります。ご縁をいただき本当にありがとうございました。