CaseNo.0101

うつ病T・Wさん56歳男性

T・Wさんからの報告

主な疾患名

  • うつ病

ヒーリングを申し込む前の状態

  • 2007年3月…うつ病を発病
  • 2015年11月…3回目の発病(この時より休職)。不眠、イライラ、不安、抑うつ気分、全身倦怠感、電話恐怖症、しゃべりづらい、集中力・思考力の低下などの症状。薬物療法・精神療法(認知行動療法*1)を行う
  • 2016年5月…マインドフルネス療法*2を集団精神療法として開始。以後1か月に2回(合計8回)のペースで行う
  • 2016年6月現在…手のこわばり、手のむくみ、しゃべりづらいなどの症状はあるが、規則正しい生活はほぼできている。活動力も増してきている

ヒーリングを申し込んだ時点からの経過と感想

ヒーラーの方と電話で話している中で、何か頭の中でひらめいたものが感じられた。「シルバーバーチの霊訓」との出会いは、偶然ではなく必然的なものであると直感した。

病気というものは、霊的な成長や霊的な覚醒をするうえで、絶好のチャンスであると思えた。たとえ、私の病気が治癒することがなかったとしても、霊界のこと、地球は一時的なしかし重要なトレーニングセンターであること、私は永遠の生命を持った霊であり大霊(神)と結ばれていることなどを、56年の準備期間をかけて徐々に悟らせていただいたことは、守護霊をはじめとする霊界のスタッフの働きかけにほかならないと感じている。

回想すれば、「シルバーバーチの霊訓」を最初に手にしたのは、今から30年ほど前になると思うが、ただ点の理解しかなく、それ以上の理解は及ばなかった。その後、精神世界の本・宗教の本などいろいろと読んだが、本当に心に残るものはなかった。また、キリスト教にも関心と興味を持ち、40歳で入信したが、最後まで納得いくものはなく、何か心の引っかかりをいつも感じていた。

しかし、これらのことすべては、「シルバーバーチの霊訓」に出会うための必要不可欠なことで、逆にこれらをなくしては「シルバーバーチの霊訓」の理解はもっと表面上に終わっていたかもしれない。無駄のように思えたことが、実は無駄であるどころか、大切なステップであったと回顧する。

さらに言えば、これまでの私の人生における出生・挫折・仕事・ケガ・病気のすべてが大切な意味と意義があることであったと振り返る。ヒーラーの方が言われた「守護霊様も本当に喜んでいますよ」の一言が身にしみわたる。

病状は、現在一進一退である。私の地上生活は大きな善意で利他的な実践はできないかもしれないが、たとえ小さな善意でも利他的な実践に向けて、残りの地上生活を送ることができたら後悔はないと考えている。本当に肉が多く霊が少ない者であることを、「シルバーバーチの霊訓」を通じて学び、また自覚することができた。これからはもう迷うものはない。ただこの真理のみを心に刻み、その実践に向けて邁進するだけである。

これは、地上生活における何にも変えることのできない、また何ものにも置き換えざる大きな宝、貴重な財産、永遠の輝きをもつものであると、確信するに至った次第である。