CaseNo.0078
レビー小体型認知症/H・Sさん/79歳/女性
H・Sさんの娘さんからの報告
主な疾患名
- レビー小体型認知症
ヒーリングを申し込む前の状態
- 2007年9月 右足大腿骨骨折で入院
- 退院後、“うつ”のような症状が出始める
- 2008年春 パーキンソン症候群が現れ、レビー小体型認知症と診断される
- その後、運動機能がどんどん低下する
- 2009年12月 誤嚥からくる肺炎で入院
- 2010年2月 肺炎が続くため、胃瘻手術と気管切開を実施
- 以後ずっと入院生活
- 栄養はチューブで胃に直接注入
- 全身の機能が低下し、言葉も話せず、完全に寝たきりの状態
- 他者の言葉を理解しているかどうかは不明
- 乳ガン切除後、骨転移に対して自然療法を行う
- まばたきや口を少し開けたりはできるが、指一本動かせない
ヒーリング期間
- 2011年10月10日~2011年10月24日
ヒーリング期間中の経過
- 1回目のヒーリング
ヒーリングが始まる1分前くらいに、しっかりと目を開いて、何か対象があるかのように虚空を見つめていた。普段目を閉じて眉間にしわを寄せていることが多いが、10分くらいそうした状態が続いた。その後、パーキンソン症候群の症状(目を閉じたままのまばたきや手の震えなど)が見られ、後は気持ちよさそうに眠っていた。
- 2回目のヒーリング
前回同様、始まる前に虚空を見つめる状態があり、その後も前回と同じような様子だった。ヒーリングが終わった後は、やはり気持ちよさそうに10分ほど眠り、その後は依頼人をとらえる目線もしっかりとし、水を飲むのも気管に入ることなく飲めた。
- 3回目のヒーリング
依頼人はヒーリング時間にそばにいることができなかったが、1時間ほどして行ってみると、やはり落ち着いた様子で穏やかな表情をしていた。
ヒーリングを終えて
- H・Sさんの娘さんの感想
毎回ヒーリングをしていただいた後は、表情が穏やかになりました。他の人ではわからないかもしれませんが、目線や飲み込む力が確かになっているのが私にはわかりました。何より眠る表情が気持ちよさそうで、やせ衰えてはいますが呼んだら「はい?」と起き上がりそうな昔の表情を見せてくれました。こんな力が私にもあればと心から思います。毎日治ってほしいと思うだけでなく、祈るようになりました。