ヒーラーの声

『シルバーバーチの霊訓』は、私の“心の砦”

No.012

私は、ヒーラーとしての心境を維持するため、一日に一度は『シルバーバーチの霊訓』を読むようにしています。集中して何時間も読むときもあれば、10分しか時間がとれないときもありますが、必ず『シルバーバーチの霊訓』に触れるようにしています。

たとえ短い時間であっても「霊的真理」を読むと、魂が霊的エネルギーに満たされていくのを感じます。「地上人を救いたい!」という高級霊の愛の思いが、シルバーバーチの言葉を通して魂にまで流れ込み、「何としてもお役に立ちたい、苦しんでいる人々を救いたい」という願いで心が占められていきます。高級霊と思いを共有できたとき、肉体の重さを忘れるほど清々しく軽やかになり、心と体からエネルギーが湧き上がってくるのを感じます。普段の生活では決して味わうことができない感覚です。こうした体験をするたびに、自分が「霊的存在」であることを痛いほどに実感します。

私たち人間は物質世界で暮らしていますが、同時に霊的世界にも身を置いています。目に見えない世界では、私たちが気づいていないだけで、さまざまな誘惑や妨害があります。そうしたものを退けて、心を霊優位の状態に保つためには、常に心を高め続ける努力が必要とされます。

私たちヒーラーは、霊界の道具として、いつも高い心境を保つことが求められています。霊的真理を毎日読むことは、自分を霊界のエネルギーに調和させるためだけでなく、目に見えない世界からの誘惑と戦うための道具を身につけるようなものです。もし『シルバーバーチの霊訓』がなかったなら、日常生活の中で高い心境を維持することはできません。その意味で『シルバーバーチの霊訓』は、私にとってまさに“心の砦”と言えます。

私たちヒーラーは皆、『シルバーバーチの霊訓』を毎日欠かさず読み、祈りを実践することで、霊医の道具にふさわしい心境を維持するように努めています。そして、これこそが“霊的修行”であることを強く実感しています。

(柳辺)